当社にできること - 計測・分析機器 電子・組込機器 制御盤の開発・製造|日昭電器株式会社

当社にできること
ABILITY
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当社は、分析・計測制御機器やメカトロニクス応用機器の設計・製造技術を核(ニッショウイズム)とし、変化の激しい現代の社会環境に順応しながら、多くの産業機器に求められる、高品質/小ロット/長期継続生産という要望への積極的な対応と、よりよいビジネスのありかた(パートナーシップ)を追求し続けている、操業以来、50年を超える「モノづくり」企業です。
開発・製造
DESIGN・MANUFACTURING
提案からメンテナンスまで
分析装置や計測制御器など、繊細なメカニカル制御や柔軟な可動性を必要とする産業機器の「提案・開発・製造・検査・メンテナンス」などを、全て国内で一貫して手がけることができる設備と人的リソースが当社の最大の資産です。よりよい社会環境の裏側を当社の開発・製造技術が支えています。
多品種・小ロット生産
分析・計測等で必要となる機器は、用途ごとに異なる製品群で構成されています。また、生産数量も少なく、出荷時期も一定ではないことから、部品調達/管理・組立手順・技術者の配備など、難しい製造管理ノウハウを必要とします。これらのノウハウの積み上げがよりよい社会環境の創出に繋がると信じ、常に時代に合わせて進化・挑戦する姿勢で多品種・小ロット生産への要望に応え続けています。
品質へのこだわり
開発現場も製造現場も常に改善を考えて行動を。与えられた時間と予算でお客様の期待を超える品質を作り上げることが当社の使命です。環境への配慮を怠らずに品質を高め、またその品質を一定に保つことができるよう、様々な規格を超えた気配りで高品質の製品を作っています。



日昭電器は、技術開発と生産技術のシームレスな連携を核とし、医療関連設備や化学分析装置等の開発や製造を通じ、常に今を超える品質の創造と、様々な技術のたゆみなき蓄積を行っています。
技術開発部門は多様化する市場ニーズに対応するために、未来を予測する先見性をもって製品仕様(ハードウエア・ソフトウエア)を企画提案し、高度な技術力を活かして製品化へのさまざまなご要望にお応えしています。
その不変の精神は、スタッフ陣のエネルギーとオリジナリティ豊かな発想によって支えられています。


もう一つの中枢機能である生産部門は、先進の設備機器を擁する岩槻工場に集約。製品・業務別に、製造・基板実装・検査と責任範囲を明確に分けて組織されています。
製品の品質保証は生産部門とは独立した品質保証部が行い、あらゆるご要望にすばやく対応できる体制を整えています。
日昭電器は「見える管理」とともに、スタッフが最大限の集中力を発揮できるような職場環境の整備にも積極的に取り組んでいます。
落ち着いた雰囲気の中で行う設計・開発業務。生産工程では、作業者保護のための漏電対策、工場内の採光にも配慮し、常に明るく安全な職場環境を維持しています。
スタッフが自主的に品質・効率・安全と3つの側面を考慮して作業に取り組む万全のシステムを確立しています。


要素技術
CORE TECHNOLOGY

無接点制御ユニットの製作から始まった日昭電器の製品史は、開発依頼や自主設計による製造を数多く重ね、海外の法規制もクリアしながら、対応分野を着実に拡大してきました。
今日では、医療関連機器、化学分析装置から、社会的インフラ関連機器、工場内設備など、時代の求める多種多様なハード&ソフトウェアを実用化し、産業界発展の一翼を担っています。

技術内容 |
特徴 |
主な製品群 |
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メカトロ技術 |
・モーター制御によるベルト搬送 ・チャッキングを用いた省力化技術 ・複合的な機械要素技術の組合せ・連動技術 |
自動アンプル払い出し装置 分析関連省力装置 |
分光計測技術 |
・放射・反射・散乱などを利用した光分析技術 ・積分球式計測技術 |
レーザー酸素濃度計 菌濃度計 濁度・色度計 UV有機物濃度計 |
微小信号処理技術 |
・フォトマル、各種センサー技術、微小信号検出とメカ制御の連動 ・ロックインアンプを用いた微小信号処理 |
レーザー酸素濃度計 元素系分析装置 |
温度制御技術 |
・電気炉を用いた温度制御(PI、PID制御) 高温制御・・・約1000℃ |
元素系分析装置 パック調節計 |
マイコン応用技術 |
・主にRX系・ARM系などのマイコンを使用した制御技術 ・FPGA/CPLDを用いた集積回路設計 |
分析装置(水分系・元素系) 計測機器 自動アンプル払い出し装置 |
電源回路技術 |
・パワーエレクトロニクスを用いた高圧電源制御、安定化回路設計 ・特殊電源(高周波供給電源回路設計等) |
超音波発信器 モータードライブ試験装置 |
通信監視 制御システム |
・Zigbeeモジュール,インターネット網経由でGPS搭載にて位置情報管理 ・各種インターフェイス(USB・Wi-Fi等)での通信制御 ・省配線化による生産効率向上 |
給電システム 自動アンプル払い出し装置 かぎ管理システム |
画像処理技術 |
・FPGA回路による画像処理 ・判定処理及びソフトウェアによる制御 |
瓶検査装置 カレット選別装置 |
規格への適合技術 |
・CE規格の対応技術 ・安全規格(PSE、UL等) ・環境規制(RoHS、REACH等) ・電波規格(VCCI、EMC等) |
生産設備
PRODUCTION EQUIPMENT
主な設備
表面実装基板・製造ライン
基板供給装置
型式 |
TPK-85NLAS ワイエス |
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特長
・入荷する荷姿でセットし自動で1枚づつ送り出します。
高性能スクリーン印刷機
型式 |
GPX-CⅡ FUJI製 |
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特長
・印刷検査機のデータと連携することにより精度の高い印刷が可能となり、
ハンダ結合の不具合が低減します。
・ピンの配置の自動化により基板のたわみがなくなります。
はんだ印刷検査機
型式 |
VP9000L CKD製 |
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特長
・3D印刷画像検査により、印刷不良の見落としを低減します。
・クリーム半田の量が適正化され印刷精度が向上します。
電子部品装着機(マウンター)
型式 |
AIMEXⅢc FUJI製 |
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特長
・2機導入により220品種の実装が可能です。
・半導体パッケージ(QFP/SOP)のリード曲がりを下部と側部のカメラで検出
することにより、実装不良が低減します。
・ボンディング機能の搭載により一度に両面実装が可能です。
基板チェック台コンベア
型式 |
SWT-100A SUNSDA製 |
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特長
・実装後の中間検査として使用します。
窒素リフロー炉
型式 |
TNV-M508CR-P タムラ製 |
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特長
・8ゾーンヒーターの細かい設定により温度が安定し、はんだ結合の品質が向上
します。
・窒素の供給により炉内の酸素濃度が調整され、はんだの酸化を軽減します。
窒素発生装置
型式 |
NE4-11KⅡ コフロック製 |
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特長
・はんだ金属の酸化を防ぎます
基板収納装置
型式 |
PS-32NM2A ワイエス製 |
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特長
・SMT表面実装された基板は専用マガジンにセットされます。
・マガジンへの収納数は20~50枚で、マガジン3式のセット可能です。
ディスクリート部品実装用スプレーフラクサー
型式 |
ULTIMA-SP 弘輝テック製 |
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特長
・ポイントスプレーフラクサーの全面塗布型改造モデルです。
・塗布パターン、ノズルスピードをプログラムで制御することによって、各基板
に 適した塗布が可能になります。
・当社は、環境に配慮し無洗浄タイプのフラックスを使用し、 基板の生産は
無洗浄を基本にしています。
共晶半田用静止型自動半田槽
型式 |
UDS-500 日本電熱計器製 |
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特長
・最大基板サイズ650mmX550mmまで対応可能です。
・ロングリードのまま自動ディップ半田付けが可能です。
鉛フリー半田用オーバーフロー式自動半田槽
型式 |
FDS500B 日本電熱計器社製 |
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特長
・鉛フリー対応フローディップ方式の半田付け装置です。
・小・中量生産基板の半田付け、大型基板500mmX500mm(MAX)の
半田付けとして幅広く活用できる多彩な機能を持つ自動半田付け装置です。
実装基板検査機
型式 |
APT7400CJ タカヤ製 |
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特長
・ピンボード治具が不要な方式では世界最高水準の高速プローブ移動タイプの
インサーキットテスターです。
・ マイクロショートや部品の定数間違いなど外観検査や ファンクションテスト
では検出できないアッセンブル不良を 確実に検出する事ができます。
卓上型高速外観検査装置
型式 |
BF-Comet18 SAKI製 |
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特長
・基板全体を一括で撮像するラインスキャン方式の検査装置です。
・部品真上からの照射による検査(同軸落射照明)により、一般の光学系では影
になっていた部品の検査も容易になります。
恒温恒湿槽

型式 |
DS21DWCR カトー製 |
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特長
・一定温度(-20℃~80℃)及び一定湿度(30%~98%RH)の環境を作り
製品の信頼性評価を行います。
・槽内寸法(概略)幅:1.6Mx高さ:2.0Mx奥行:1.6M
工作室

特長
・開発品等の加工作業を社内で迅速に行うことが可能です。
・ ボール盤・簡易切断機・簡易曲げ機・簡易フライス盤・簡易旋盤
